漏えい注意報公式発表あり不正アクセス確認・漏えい確認
TeamSpirit の利用ユーザー・資料請求者・同社の従業員などの個人情報 28,824件が流出(チームスピリットの開発用サーバーへの不正アクセス)
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3 行でわかる
- 何が起きた
- チームスピリットは11月6日、開発用サーバーへの不正アクセスで、「TeamSpirit」の契約企業の担当者・利用ユーザー、資料請求をした人、同社の従業員などの個人情報 28,824件(重複を除く)が流出したと公表しました。
- 対象
- 28,824件(従業員・退職者を含む)。退会済みの利用者も対象に含まれると公表されています。
漏えい注意報:会社を名乗る連絡に気をつける。重要度の付け方
届いたお知らせ・連絡は本物?
漏えいのニュースのあとは、会社を装った偽のメール・SMS・電話が届きやすくなります。本物のお知らせかどうかは、次の 3 つで確かめます。
- メールや SMS のリンクは押さない
本物のお知らせでも、偽物でも、リンクから入力しないのがいちばん安全です。確かめるときは、いつも使っている公式のアプリか、自分で登録したブックマークから開きます。
- 差出人と、会社が公表した送信元を見比べる
会社が送信元のアドレスを公表していれば、その文と見比べます(下の「会社の説明」)。表示名は自由に変えられるので、名前だけでは判断しません。
- パスワード・認証コード・カード番号は、連絡の中で答えない
電話・メール・SMS で聞かれても、その場で答えず、公式の窓口に自分から問い合わせます。
会社の説明(公表のとおり)
- 同社や同社の従業員を装った不審なメール・電話・SMS に注意し、心当たりのない連絡の URL のクリックや添付ファイルの開封、ID・パスワードの入力をせず削除する(同社がパスワード等を尋ねることはない)
何が漏れたか
流出した個人情報(現時点で確認できた範囲。重複を除く。従業員・退職者を含む)
うち要配慮個人情報(内数)
公表された情報の種類
確認状況
- 開発用サーバーへの不正ログインとクラウド環境からのデータ取得
- 個人情報等が外部に流出したことが判明
漏れると、何に使われうるか
漏れた情報の種類ごとに、一般に考えられる使われ方です。この事案で実際に起きたことは、下の「被害の公表」と会社の発表で確かめてください。
- メールアドレス・電話番号
- 会社や公的機関を名乗る偽のメール・SMS・電話(フィッシング)の宛先に使われることがあります。漏えいのニュースのあとは、それを装った連絡が増えやすくなります。
- 氏名・住所・生年月日など
- 本人らしく見せるための材料として、偽の連絡に書き込まれることがあります。「あなたの名前や住所を知っている」ことは、本物の会社からの連絡である証拠になりません。
- ID・パスワード
- ハッシュ化(元に戻しにくい形に変換)されていても、短いパスワードや、よく使われるパスワードは割り出されることがあります。同じパスワードを使っているほかのサービスへのログインに試されます(パスワードリスト攻撃)。
- 購入・問い合わせの履歴
- 「ご注文の件で」「お問い合わせの件で」と、事情を知っているふりをする連絡に使われることがあります。
被害の公表:流出した情報の不正利用や、外部のウェブサイト・SNS等での公開といった二次被害は現時点で確認されていないと公表
あなたがすること
この事案の対象だった場合に、公表された情報の種類から考えられる一般的な備えです。上から順に進めてください。
- ログインに 2 段階認証やパスキーを使う
パスワードが知られても、2 段階認証やパスキーを設定していれば、ほかの人がログインしにくくなります。大事なアカウント(メール・Google・Apple)から設定します。
- 会社を名乗るメール・SMS・電話に気をつける
漏れた連絡先や名前を使って、会社を名乗る連絡が来ることがあります。リンクを開いたり、パスワード・カード番号を入力したりせず、いつも使っている公式のページや窓口から確かめます。
この事案で公表された情報の種類には、メールアドレス・氏名が含まれます。会社の名前で届いたメールや SMS を、毎回「これは本物かな?」と見分けるのは、疲れますよね。急いでいるときほど、うっかり押してしまいがちです。
そんな「うっかり」に備えるなら、セキュリティソフトに見張ってもらうのも一つの手です。たとえば「ESET HOME セキュリティ」は、フィッシング詐欺など危険なサイトを開こうとすると、アクセスする前に警告してくれます。
30 日間の無料体験版(プレミアム・エッセンシャル)があるので、試してから決められます。Ultimate は、パソコン・スマホ・タブレットの 5 台で 1 年 14,260 円(税込)で、個人情報の流出を見張る機能も付きます。
ESET の無料体験版と価格を見る(公式)(新しいタブで開く)
お金をかけたくない方は、会社のページを公式アプリかブックマークから開く習慣と、携帯電話会社の迷惑 SMS を止める設定(無料)から始めましょう。
機能・価格・返金・無料体験の条件は、公式のページ(ESET の製品ページ(新しいタブで開く)・無料体験版の案内(キヤノン)(新しいタブで開く)・Ultimate の価格(キヤノン)(新しいタブで開く))で確かめました(2026-11-04)。効果は使い方や環境によって異なり、すべての被害を防げるわけではありません。
- 事情を知っているふりをする連絡に気をつける
問い合わせの中身や健康のこと、子どもの情報などを知っている様子で近づく連絡があっても、すぐに信じず、公式の窓口に確かめます。
- 分からないことは、会社の専用の窓口に問い合わせる
対象かどうかや、どう対応すればよいかは、会社の公式の案内と専用の窓口で確かめます。
自分が対象か・問い合わせ先
利用したサービス・時期と、公表された対象条件を照らし合わせてください。個人ごとの該当状況は、会社からの通知や公式窓口の案内で確認します。
退会済みの利用者も対象に含まれると公表されています。
| 退会済みの利用者 | 対象に含むと公表 |
|---|
会社の窓口:株式会社チームスピリット 不正アクセス対応窓口(メール:support-2026@teamspirit.com。受付時間の記載なし)
よくある質問
- TeamSpirit(勤怠・工数管理などのクラウドサービス)を前に使っていて、もう退会しています。対象になりますか?
- この事案では、退会済みの利用者も対象に含まれると公表されています。会社の案内と窓口で確かめてください。
- 被害は出ていますか?
- 公表されている内容:流出した情報の不正利用や、外部のウェブサイト・SNS等での公開といった二次被害は現時点で確認されていないと公表。
- どこに問い合わせればいいですか?
- 株式会社チームスピリット 不正アクセス対応窓口(メール:support-2026@teamspirit.com。受付時間の記載なし)。
会社の対応と原因
原因(公表のとおり)
第三者がソフトウェア開発用サーバーに不正ログインし、サーバーに保管されていた認証情報を使ってクラウド環境からデータを取得した。未知の脆弱性ではなく、開発用サーバーの設定と情報管理の不備が重なったことによると説明している。手法の詳細は公表を控えている。
再発防止
具体的な再発防止策は調査結果を踏まえて改めて知らせるとし、セキュリティ管理体制の強化、開発環境の再構築、監視体制の強化を中心に検討している。
会社からの案内
- 同社や同社の従業員を装った不審なメール・電話・SMS に注意し、心当たりのない連絡の URL のクリックや添付ファイルの開封、ID・パスワードの入力をせず削除する(同社がパスワード等を尋ねることはない)
事業者:株式会社チームスピリット。関連サービス:TeamSpirit(勤怠・工数管理などのクラウドサービス)
発覚から公表までの経緯
- 発生時期
- 2026年10月27日 〜 2026年10月27日/第三者が開発用サーバーに不正ログインし、クラウド環境からデータを取得したことを確認した日
- 発覚・検知
- 2026年10月27日 〜 2026年10月27日/不正ログインとデータの取得を確認し、同日中にサーバーを停止した
初報:個人情報 28,824件(重複を除く。要配慮個人情報35件を含む)が流出。個人情報保護委員会へは10月30日付けで報告済み
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公式発表・参考資料
事案情報の確認日:2026年10月30日。
- 不正アクセスによる情報漏えいに関するお詫びとお知らせ(新しいタブで開く)株式会社チームスピリット/公表:2026年11月6日/資料確認:2026年11月7日/改訂情報:2026年11月6日